キャットニップ(Catnip)
- 科名:シソ科
- 学名:Nepeta cataria
- 種類:多年草
- 和名:イヌハッカ(犬薄荷)
- 別名:チクマハッカ
種まき | 春(3~4月)、秋(9~10月) |
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植え付け | 4~6月、9~10月 |
日当たり | 日なた |
水やり | 乾燥気味 |
土 | 普通 |
開花期 | 6月~8月 |
殖やし方 | 株分け、さし木 |
寒さ | 耐寒 |
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キャットニップの栽培、育て方
キャットニップはミントのような香りがしますが、猫のフェロモンと近いにおいといわれていて、ねこを呼び寄せる効果があります。
キャットニップは直立した茎に白色や淡い藤色の唇花をたくさん咲かせ、開花時には100cm程の高さになります。 葉は、軟毛に覆われています。
近縁種には草丈がやや低く、青紫の花をつけるキャットミントがあります。
キャットニップはの水やりは土の表面が乾いたらたっぷりとやります。大きく育つので鉢植えの場合は乾燥に注意します。
追肥は2~3ヶ月に1回ほど施すとよいです。
キャットニップは耐寒性もあり、たいへん丈夫でこぼれた種でも殖えていくほど繁殖力の強いハーブです。 根詰まりを起こす前に2~3年ごとに株分けなどを行って株を更新します。
夏になると背が高くなるので、適宜剪定をします。切った茎の葉はポプリやクラフトなどに利用できます。 また、混みあう部分は枝をすいて風通しを要します。
花が咲いた後は地際から10cm~20cmぐらいのところを刈り込むとよいです。
他の植物や野菜などの間に植えておくと甲虫類の被害を防いでくれるので、コンパニオンプランツとしても利用できます。
同じシソ科で、同じように『キャットニップ』と呼ばれる『ケイガイ』がありますが、学名(schizonepeta tenuifolia)も異なります。
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キャットニップの利用法
キャットニップはネコが好きな芳香を持っているハーブなので、葉を入れたねずみのぬいぐるみは、 猫のおもちゃとして実際に販売されています。
キャットニップの花と葉のハーブティーは風邪や不眠、胃腸障害に効果があるといわれています。
また、スープ、サラダ、ソースの香りづけとして使えます。
ドライにした葉を、入浴剤や、ポプリにするのもいいです。
利用部分 | 方法 |
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葉 | ハーブティーやスープ、サラダ、ソースの香りづけに |
花 | ハーブティーやポプリに |