バジル(Basil)
- 科名:シソ科
- 学名:Ocimum basilicum
- 種類:1年草
- 和名:メボウキ
- 別名:バジリコ
種まき | 4月~6月 |
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植えつけ | 4月~6月 |
日当たり | 日なた |
水やり | たっぷりと~普通 |
土 | 肥沃 |
開花期 | 7月~9月 |
殖やし方 | さし木(6~9月) |
寒さ | 非耐寒 |
病害虫 | アブラムシ、ハダニ、アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ |
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バジルの栽培、育て方

イタリア料理でもおなじみのバジルは料理に幅広く使用できるので、日本でも人気のあるハーブです。
本来は多年性の植物なのですが、冬の寒さに弱く、枯れてしまいますので日本では一年草として扱います。
バジルは100種類以上の品種がありますが、一番よく使われるのが「スイートバジル」です。
ほかにも小さくてコンパクトに育つ「ブッシュバジル」や、赤紫の葉の「ダークオパール」 、レモンに似た香りの「レモンバジル」、シナモンに似た香りの「シナモンバジル」などなどあります。
バジルは日当たりのよい場所でよく育ち、水はけのよい、肥沃な土壌が向いています。 タネは発芽するのに20℃以上の気温が必要なので、充分に気温の上がる5月ごろ以降にタネをまきます。 タネは発芽するのに光が必要なので土はうっすらとをかぶせる程度にします。間引きしながら育て、株間は30~40cmあけて定植します。
高さが15~20㎝ほどに育ったら、先端を摘心もかねて摘みます。そうするとワキ芽が伸びてきます。 ワキ芽が伸びてきたらそのワキ芽の芽先も摘みます。これを3~4回繰り返すと枝の数が増えてたくさん収穫できます。
夏にはさらに枝葉を出して生長します。枝が込み合って蒸れやすくなりますので、収穫を兼ねてどんどん葉を摘み取って風通しを良くします。花穂も早めに摘み取ると、長く収穫が楽しめます。
乾燥に弱いので夏場は特に水やりに注意します。土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりを行います。夏の暑さを好み気温の上昇ととも
生長してくる時期には、ハダニ、アブラムシやヨトウムシ、ナメクジの被害を受けます。他のハーブに比べると害虫被害が多くなることが多いので、まめに害虫駆除を行うようにします。
肥料は固形の肥料を2~3ヶ月に1回、液肥なら2週間~1カ月に1回ほどします。
増やし方としては夏ごろにさし木で殖やすことができます。
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バジルの利用法
バジルの葉はスパゲティー、ピザなどのイタリア料理や肉や魚、チーズやトマトを使った料理など、さまざまな料理に使えます。 バジルの葉には消化促進、抗菌作用があるといわれています。
また、オリーブオイルやビネガーに葉を漬け、ハーブビネガー、ハーブオイルを作ることもできます。葉をたっぷり収穫したらバジルペーストを作っておくと重宝します。
葉の汁を肌にこすりつけると、虫さされのかゆみ止めと、蚊よけになるとされています。
利用部分 | 方法 |
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葉や茎 | サラダ、スパゲティ、オイルやビネガーの風味づけ、ハーブティーに |